理事長の挨拶

不治の病とされてきた小児がんは、近年、医学・技術のめざましい進歩で、今や70%から80%が治る時代となりましたが、その一方で同じがん闘病であっても成人とは異なる小児特有の問題が大きくなってきていることも事実です。

小児と成人の闘病の大きな違いの一つとして、小児は心身ともに成長の過程での闘病であることが挙げられ、闘病生活が心理社会的な成長に及ぼす影響、そして治療そのものが及ぼす身体的成長への影響は多大となることが懸念されているのです。さらに年齢と共に社会との関わりが深まるにつれ、問題も多様化し、家族の力だけで子どもを支えることは難しくなることが考えられます。

NPO法人「ミルフィーユ小児がんフロンティアーズ」は、1997年から小児がん患児・家族、そして小児がん経験者への支援活動を続けてまいりました任意団体「菜の花会」をNPOとしてさらに発展させた活動法人です。
会の発足以来、医療界やその他で活躍されておられる多くの方々の支援を得ながら、患者・家族、そして小児がん経験者への支援活動を継続しておりますが、社会的にも小児がんに対する正しい理解が促進されるよう、社会啓発事業にも力を入れております。

“一人じゃない、ここにも君を応援している人がいるよ”このメッセージを患児・小児がん経験者・そして家族に届けながら、これから先も、前を向いて進んでまいります。

認定NPO法人 ミルフィーユ小児がんフロンティアーズ理事長・井上 富美子

認定NPO法人 ミルフィーユ小児がん
フロンティアーズ理事長

井上 富美子