7月31日 千葉県こども病院 プラネタリウム

患者家族への支援

2019.07.31

  • 7月31日 千葉県こども病院 プラネタリウム
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病院にプラネタリウムがやってきました。
病院でプラネタリウムが観られるの?!と思いますよね。でも、観られたんです。
直径4メートルの大きなドームの中で、点滴をしている子も車いすに乗っている子も呼吸器や酸素を使っている子も、寝っ転がったり、すわったりしてみんなで一緒に星を見ました。
初めは地球から星座を眺めているのですが、どんどん空高く昇っていき、近づく火星を押し上げ、木星や土星も通り抜けて宇宙を飛び回りました。
星の解説も面白くてどんどん引き込まれ、あっという間の30分でした。
リクライニングの車いすに乗っている子はドームに入る前は眠そうにしていたのに、中ではしっかり目を開けて目で追っていたそうです。
そして、上映が終わって出てくるとみんな表情が明るくなっているのです!
入院中は外に出られず、星空を見る機会のない子どもたちが、お母さんや病院スタッフと一緒に見た星は一生の思い出になったことでしょう。
星を見た後は自分の星座カードに色を塗り、オリジナルのカードや地球ゴマを作りました。

今回の企画は、長期入院している子どもたちに「星を介して人と人をつなぎ、ともに幸せをつくろう」という想いで病院にプラネタリウムを届けてくださっている「星つむぎの村」、小児がんの子どもと家族を支援してくださっている「ジャパンハート」、「シスメックス株式会社」、大切な思い出作りのための外出支援をしている「願いの車」とミルフィーユが力を合わせて実現しました。
ほとんどのスタッフは当日初めての顔合わせでしたが、「子どもたちに喜んでもらいたい。笑顔になってほしい」という想いが作り出す和やかな雰囲気の中で、子どもたちやご家族に素晴らしい体験をプレゼントしてくださいました。
ご協力してくださった皆さん、本当にありがとうございました。
(文責 中島)