3月7日 千葉県こども病院で人形劇を見ました

患者家族への支援

2018.03.07

  • 3月7日 千葉県こども病院で人形劇を見ました

年にわたって訪問してくださっている人形劇団「ニッキ」の皆さんは、千葉県こども病院だけでなく、千葉大学医学部附属病院や帝京大学千葉総合医療センターにも人形劇を届けてくださっています。
初めに、子どもたちとじゃんけんや手遊びをして、緊張している子どもたちが笑顔になると人形劇が始まりました。
「アナンシと5」という人形劇は、数字を数えると催眠術で眠ってしまう場面が繰り返しあり、張りのある声とアドリブのきいた会話についついみんなが引き込まれて、すぐに時間が過ぎてしまいました。
ニッキの方からの呼びかけに答え、感謝の気持ちで挨拶や拍手をすることは長い入院生活の中で日々成長している子どもたちの社会性を身につけるための機会になります。
そして、楽しく夢中になれる時間もとても大切です。
ニッキの皆さん、そのような時間を作ってくださって、ありがとうございました。
ほかにも、人形劇を見ながら野菜チップを食べよう!と企画しました。
栄養科とお母さんに協力していただき、ジャガイモ、レンコン、カボチャで野菜チップスを作り、5種類のパウダーで味付けしました。
子どもたちは、油で揚げずに電子レンジで簡単にできる野菜チップスを「美味しい」と大喜びで食べ、お母さんたちも、「こんなに手軽にできるなら、うちでも作ろうかな」と大反響でした。
感染症予防のため部屋から出られなかった期間が長く、病棟は静まり返っていましたが、久しぶりにワイワイと楽しんでいる子どもたちを見て、いつもの活気ある病棟に戻ってよかったと私たちボランティアもうれしい一日でした。(文責 中島)