3月8日 こども病院 ひな祭り

患者家族への支援

2017.03.08

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3月8日  お雛祭りをしました。

ちょっと遅いお雛祭りをしました。本当は3月3日に計画していましたが、入院中の子どもたちがインフルエンザに感染したかもしれないという心配が出たため、入院中の子どもたちは全員自室から出ることができなくなったからです。
どういうこと?と思った方もいらっしゃるでしょう。
小児がん治療中の子どもたちは治療の副作用で免疫力が低下し、インフルエンザやその他の感染症に罹患すると、簡単に治癒しなかったり、重篤な状態になることがあります。そのために、子どもたちは感染から身を守るために長い入院生活が必要となり、学校や幼稚園にも通えないのです。

今回の場合、まだ症状が出ていなかったために、感染していたことに気が付かなかった人が、病棟を訪問していたことがわかり、急きょ、入院児全員が自室隔離になったのです。もちろん医療上の予防措置は取りましたが、子どもたちは病棟内では一緒に勉強したり、遊んだり、お食事をとったりと、一日中、接触しているので、感染したかもしれない子どもから、また別の子に感染するという場合を考え、数日間は全員、自室から出られなくなりました。
でも、お薬が功を奏して全員、自室隔離が解かれ、今日、遅いお雛祭りをしました。
今回も栄養科の協力を得て、桜餅を皆で作りました。おいしかったですよ。
そして、保育士さんの協力を得て、お内裏様になって写真を撮りました。ドクターもお内裏様になってくださいました。ミルフィーユの理事長も入院中のお兄さんと一緒にお内裏様になりました。