9月9日 千葉市中央公園 ゴールドセプテンバーキャンペーン
患者家族への支援
2025.09.11
毎年9月は小児がん啓発月間として、世界中でゴールドセプテンバーキャンペーンが行われています。これは、世界中のシンボルタワーを小児がんのテーマカラーの金色にライトアップしたり、金色のものを身に着けて、小児がん治療の重要性や小児がんの理解を進めるためのキャンペーンです。
日本では2021年から、日本小児がんグループ(JCCG)が参加し、毎年各県で参加団体やライトアップ箇所が増えて、今年は150か所を超える見込みです。
今年のテーマは「みんながみんなを支える~5年の絆~ これからの希望」です。
ミルフィーユでは、2022年から千葉県代表として参加し、昨年から千葉市中央公園で実施しています。
当日は平日の夜にもかかわらず、小児がん経験者・家族だけでなく、千葉市保健福祉局長はじめ健康支援課、千葉県健康づくり支援課、千葉レスキューライオンズクラブ 船橋スマイル支部、アニマルセラピーボランティアとワンちゃん、千葉大学生など、総勢40名ほどのみなさんが参加してくださいました。
今年は、公園を通る方たちに、小児がんを知ってもらうためのフライヤーや金色の缶バッジ・ステッカー、入院中のこどもたちからメッセージを経験者が折ったミニ封筒に入れて配布しました。この缶バッジ・ステッカーは、千葉レスキューライオンズクラブ 船橋スマイル支部のみなさんが、「社会と子どもの架け橋となり、明るい笑顔に満ちた未来づくり」を目指し、小児がん啓発のために寄附してくださったものです。
この場に来られない入院中のこども・家族が作ったとうろうに、千葉市職員の方々の作った灯ろうも加わり、今年もたくさんのとうろうが中央公園を通る人たちの目を引いていました。入院中に作ったとうろうや、入院中のきょうだいが作ったとうろうをみつけてうれしそうなこども・家族を見ていると、想いが詰まったとうろうの灯りが一層温かく感じられました。
他県でのゴールドセプテンバーキャンペーンは広がりを見せていますが、千葉県では千葉市中央公園での一か所のみでの開催です。小児がんについて、ひとりでも多くの方に知ってもらえるよう、今後は企画を練っていきたいと思います。
ご参加、ご協力してくださいました皆さまに感謝申し上げます。(文責 中島)
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