8月27日 千葉県こども病院 大学生とのテーブルホッケー&紙コップタワー
患者家族への支援
2025.08.28
夏休み企画の千葉大学教育学部の学生さんとの交流、最終回は「みんなで遊んで楽しもう!テーブルホッケー&紙コップタワー」でした。
まず、テーブルの端に丸めた新聞紙で壁を作り、段ボールで作ったゴールを貼りつけて、ホッケー台を作りました。
打つ道具のマレットは、豆腐のパックにペットボトルキャップを付けたものや、ティッシュケースを幼児でも持ちやすい大きさに作ってあります。机の上をすべるコマは、ペットボトルキャップや空いたプラスチックの蓋、まるい厚紙にペットボトルキャップを貼り付けてありました。身近な材料を使って手作りした道具はアイデアに富んでいて、スタッフ一同、感激しました。
高さの違うテーブルで幼児・小学生それぞれが、テーブルホッケーをして、白熱したゲームの時間を楽しみました。
次は、紙コップを使って、ひとりが作った並べ方と同じ形に並べる順番を競いました。
初めはひとり5個のコップを組み立てていましたが、1人10個に増やして、だれが一番高く積み上げられるかになり、最後はみんなで50個の紙コップを積み上げました。
大学生には、「今までどんな習い事をしていたの?」と質問したり、遊びのルールを提案して、体を動かし、声も出して思う存分遊びました。
一年ほどの入院治療中、治療薬の影響が表れると体調が悪く、ベッドから起きられなくなったり、白血球の低下でお部屋から出られなくなります。夏休みでも出かけられないこどもたちにとって、治療の合間に大学生と過ごした楽しい時間は、最高の思い出になることでしょう。(文責 中島)
【学生さんの感想】
今回はこのような素敵な活動に参加させていただき、ありがとうございました。
テーブルホッケーと紙コップタワーのどちらもとても盛り上がり、こどもたちも楽しそうな様子だったのでとても嬉しかったです。 テーブルホッケーでは、円盤やホッケーの持ち手をいろいろな種類用意したことで、組み合わせを変えながら楽しく遊ぶことができました。
また、紙コップタワーでも遊ぶ中で思いついたことを取り入れていったことで、仲間と協力しながら挑戦したり、オリジナルなルールを追加して、遊びがどんどん広がっていきました。 今回の活動を次につなげていきたいと思います。ありがとうございました。