9月24日 栗拾い

患者家族への支援

2023.09.24

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暑かった夏から、ぐっと秋の気候になり、秋風が心地よい日。
小児がん治療をしている患児・家族が、以前お花見をさせていただいた庭で、今回は栗拾いやさつまいも、落花生掘りをしました。
はじめに、庭の主人・多美お母さんから、愛情いっぱい、歓迎のご挨拶をいただき、茎のついた里いもや落花生、さつまいも、柿、栗、たくさんの種類の瓜を見せてもらいました。
さあ、長靴と厚手の手袋で準備万端。栗拾いの始まりです!
ほとんどの参加者が初めての栗拾いで、栗のイガをおっかなびっくり触っていましたが、慣れてくると足でイガを割って栗を上手に取り出せるようになり、時間のたつのを忘れて袋いっぱい拾いました。
庭の主人・靖弘お父さんからさつまいもの堀り方を教えてもらうと、子どもたちはさつまいもの茎を引っぱって抜き、土を掘って大きなさつまいもを掘り当てて大喜び。ほかの場所では、参加者のお父さんが、一生懸命、落花生や枝豆の実をもぎ取っています。今夜のビールのお供でしょうか・・・  柿や青いミカンも、もぎ放題で、みんな思い思いの場所でお土産をたくさん収穫しました。
午後から、アニマルセラピーで病院訪問しているボランティアさんが、セラピー犬2頭、コニーとファンを連れて参加してくださいました。愛らしくおとなしい犬たちを囲んで、犬への挨拶の仕方を教えてもらい、ワンちゃんをなでたり、抱っこして、大人も子どもも癒されました。
子どもたちは、会ってすぐに仲良くなると、一緒にバッタや蝶々をとって見せ合ったり、シャボン玉を飛ばしたり・・「帰りたくないよ」「あしたもまた来たい」と、口々に言い、自然いっぱいの庭で参加者全員が体も心も開放された時を過ごすことができました。
そして、多美お母さんの仲間の方が作ってくださった毛糸たわしや帽子もいただきました。

参加したお子さんからうれしい感想が届いたのでご紹介します。
『栗のトゲトゲを足でむきながら栗を拾うのが楽しかったです!たまに手にささっていたかったけど、たくさん拾えました!
またやりたいです!栗ご飯を作ってもらいました。おいしかったです!』 

子どもたちやご家族にかけがえのない時間をプレゼントしてくださった、靖弘お父さん・多美お母さん、本当にありがとうございました。 (文責 中島)