成田赤十字病院でのbeamの調整

患者家族への支援

2021.11.24

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成田赤十字病院のBEAMの調整に行ってきました。
ミルフィーユでは遠隔操作ロボットを数台利用して活動しており、千葉県こども病院・千葉大学医学部付属病院小児科、成田赤十字病院小児科に1台ずつ置いています。
beam と temi は自走式で、病棟にいるこども達がPCや ipadを使って、ロボットを操作しながら、自分たちの分身としてロボットを様々な場所に行ってもらいます。そしてロボットを通して現地の人々との交流をします。
これまで上野の科学博物館、幕張のイオンモール、江ノ島の水族館、お家で待っているきょうだいとの面会や病院内の探検ツアーなどをしてきました。Kubiは自走できませんが、ipadを乗せたクビの部分が上下左右に動きます。これを入院前まで通っていた学校の自分の教室において、病棟から授業に出席したり、級友たちとお休み時間を過ごしたり、給食を見せ合ったりして、入院して途絶えてしまう交流を継続させようと、導入しました。
今日は成田赤十字病院のbeamの接続に問題が生じ、その調整に行ってきました。 1時間以上かけて、成田レクチームの小林がん相談員・ミルフィーユのスタッフ飯田が不具合を直そうと頑張りました。後ろで覗いている寺田先生もほっとして、近く、病院内見学をしようと計画しています。 
コロナ禍でなくても治療の影響で感染に特別な注意を要するこども達です。 これらの遠隔操作ロボットをもっと利用して様々な所に出かけるお手伝いをしようとミルフィーユでは様々な企画をしています。   (文責 井上)