4月2・6日 病棟からショッピングをしました

患者家族への支援

2021.04.02

  • 4月2・6日 病棟からショッピングをしました
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病棟からショッピング!

  入院生活中のこども達がショッピングに出かけました。
と言っても遠隔操作ロボットを通してのショッピングです。こども達は病棟から出ることができないので、病棟で現地にいるロボットをパソコン操作し、自分の見たい物がある所に行きます。そしてロボットの目を通して“品定め”をするのです。
行先は幕張新都心にあるイオンモールのファミリー館おもちゃ売り場でした。大勢のイオンの皆さまが待ってくださる中、BEAMというロボットがスーッと現れ、子どもたちの行きたい所に向かい、お店の担当の方にモニターを通してですが、直接、「それはいくらですか?」「マイメロはどこにありますか?」「もっと違う種類はないですか?」など色々質問して、ショッピングを楽しみました。お会計だけは、本人がその場にいないので、あらかじめ預かっていたそれぞれの子どもの名前が書いてある封筒からお金を取り出し、モニターを通して「○○円だからおつりは○○ね?」とミルフィーユのスタッフが子どもに確認をし、支払いました。そして、その品物はイオンから直接病棟に配送していただきました。
ふつうの生活では当たり前のショッピングですが、小児がん闘病中の子どもたちにとっては非日常となります。現在、コロナ禍で病院の外で生活する私たちにも色々制限が加わっていますが、コロナ禍ではなくても、感染予防は小児がん闘病生活では当たり前どころか必須のことなので、人がたくさん集まるショッピングモールなどには行くことができないのです。コロナのために病棟内活動ができないミルフィーユのスタッフも久しぶりに子どもたちの楽しそうな様子を見て、幸せを感じました。またイオンの皆様もとても喜んでくださって、また協力したいと言ってくださり、活動への意欲を高めていただきました。イオンの皆様、本当にありがとうございました。(文責 井上)