11月23日 第3回小児がん経験者の集い
患者家族への支援
2019.11.23
令和元年11月23日(土)に、第三回経験者交流会を開催しました。冷たい雨が降る中、参加していただいた皆様、ありがとうございました。
一年に一回、小児がんを経験し、大人になった人達の交流会を開催し始めてから、早三年。始めた当初は、参加者が集まるのか、どういった趣向でやろうか等、手探りで始めたものの、毎年15名近い参加者に来て頂いているのは、ありがたい限りです。
もちろん、毎回、初対面の人がいますので、若干の緊張感の中、会がスタートするのですが、入院中のこと、退院後の生活のこと、社会に出た後のこと…、何気ない会話の中から、共通する思いや悩みが出て、2時間経った後には、和やかな雰囲気になるのは毎回いいものだなと思います。
今回は、恋愛・結婚に関する話題も出て、自分と同じような悩みを抱えている人達が、やっぱりいるんだなと思いました。私自身、病気のこと、自分自身が抱えている問題を、いつ、どんなタイミングで相手に伝えるか、どういう風に、どこまで伝えるか…考え始めると、恋愛・結婚にこだわる必要などないな、と思ってしまうことが多々あります。参加者の方達の中にも、少なからず同じような思いを持っている方もいて、ちょっとホッとした部分もありました。また、それと同時に、治療後のライフステージが変わるごとに、新たな課題に直面することが多い、小児がんの難しさも感じました。 来年も11月23日(月・祝)に第4回の経験者交流会を開催予定です!興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、参加をお待ちしております(令和2年9月頃にHP等で詳細をお伝えする予定です)。
(文責 丸橋)