病棟内砂遊び

患者家族への支援

2017.01.26

  • 病棟内砂遊び
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病棟内で砂遊びができるという紹介です!

この砂は特殊な素材でできていて、抗菌剤を使用しているので治療中の子どもたちも安心して遊べます。砂もしっとりしてさわり心地がよく、砂ホコリが飛び散らずにしっかり固まるという特徴もあります。
千葉県こども病院では以前から、ボランティアや保育士、保護者が多数で見守れるときは幼児さんたちのお部屋で砂遊びをしています。
写真の日は4人で砂遊びをしました。砂が入らないようにオーバーオールを着て、大きなブルーシートの上でお城や山を作って遊びました。
お隣に座っている子の道具が欲しくなったり、夢中で遊んでいるうちに隣の子の分まで砂を取ってしまったりしたときは大人が声を掛けます。
1歳の赤ちゃんは初めての砂をじっと見つめたり、握ったりして感触を確かめていました。そばについているお母さんも赤ちゃんの様子をほほえましそうに見つめていました。

家庭での生活であれば毎日でもできることですが、入院中では、決してキレイとは言えない外の砂場で遊ぶことはできません。砂遊びだけでなく、入院中でも感染や衣服の汚れを気にせず夢中になって遊び、社会性を学ぶ機会にもなる遊びを可能な限り病棟内に持ち込むこと、これがミルフィーユの活動の一つです。