9月5日 成田赤十字病院小児科を訪問しました。

患者家族への支援

2013.09.05

  • 9月5日 成田赤十字病院小児科を訪問しました。

「ニッキ」の皆さんが成田赤十字病院での公演のために来てくださいました。
あいにくのお天気、それも、ものすごい大雨の中、たくさんの道具を持って、「ニッキ」の皆さんが成田赤十字病院での公演のために来てくださいました。
空は雨雲で一杯でも、病棟の中は明るい笑顔の子どもたちで一杯。みんな頑張っている!とその笑顔に私たちも頑張らなくちゃ!と勇気づけられました。
今日の演目はペープサートで「森のレストラン」、そして人形劇の「キツネと狸の化けくらべ」。
どちらも子どもたちはお話の展開に引き込まれ、夢中で見ていました。終わった後も、余韻に包まれていたのか、誰も動こうとしません。そしてやっと立ち上がると、今度は、舞台の後ろがどうなっているのかなぁと覗き込んだり、「ええっ?こんなにたくさんの人たちが後ろにいたの?」と驚いたり、劇団の方々とのおしゃべりも始まりました。
小児がんは長い入院生活を強いられ、感染症の要望のために外出や人ごみは絶対に避けなければなりません。でもその影響は、成長過程に子どもたちにとって決して無視できないものとなるのです。ですから、今回のように外からの訪問者 (もちろん感染症の心配がない方たちのみ訪問が許可されます) との触れ合いは単に楽しいひと時を持つだけでなく、自分たちを応援してくださる方への感謝の気持ちが養われるなど、目に見えない効果ももたらされる機会となるのです。
ニッキの皆さん、今回も楽しいプレゼントをどうもありがとうございました。そして病棟の子どもたちが一日も早く退院し、元の生活に戻れることを心から祈っております。